オオコウモリ
オガサワラオオコウモリ Pteropus pselaphon
オガサワラオオコウモリは、小笠原諸島 |
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小笠原群島:父島=推定150頭以上〜 母島=推定数頭 |
●生態 | |
翼を拡げると80〜90cm。体重は400〜550g 程度。南硫黄 |
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保護された亜成獣(♂) | ペレット(集めたもの) |
●オオコウモリの大切さ(保全的価値) | |||
小笠原で唯一の固有哺乳類であることに加えて、樹木種子の運搬
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●未来へ残すために | |||
父島では、冬期集団ねぐら域の林が、どんどん小さくなり、虫食 |
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調査捕獲した個体(南硫黄島) | 人工ネットへの絡まり事故は最大の脅 威。ただし、農業問題としてのアプロ ーチは、費用対効果が対処の限界値と なるため機能しない。保護施策を農地、 集落地等でも展開する必要がある。 |
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また、なによりも周辺の農業者、土地所有者に対する、共生のため 地域全体でオオコウモリと共生していくためのハード(総合的な 小笠原の森の守り神でもあるオガサワラオオコウモリ。未来の森の |
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◆◆◆もっと詳しく知りたい方へ◆◆◆ |
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鈴木創・稲葉慎 空飛ぶ森の守り神と島々の未来 |