研究者へのお願い
これまでに多くなされた小笠原の調査研究は、論文や報告書などで発表されています。しかし総合図書館のような施設がなかったことや、行政・島民に関心や理解が少なかったことなどから、地元に資料がほとんど残っていません(例外として、植物相・植物生態学は、父島在住の安井隆弥氏(元小笠原高校教諭)のご尽力により、資料や情報が収集されています)。 ・過去どのような研究が小笠原でなされたのかを把握する。 ・現在どのような調査研究が小笠原でなされているかを把握する。 ・島内に調査研究結果を還元できる場をつくる。 この3つの活動に力を入れたいと考えています。 |
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1. 小笠原研究者ネットワークの構築 2. 小笠原情報データベース(DB)の構築 現在、文献など約3500件の情報をDBに入力しています。 しかし未だ入力されていない原著論文や、報告書がないものや把握していない情報が多数存在しています。 3. 機関紙の交換 4. 情報交換(研究内容・来島スケジュールの通知) 5. 啓発普及(島内での講演会) |
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1.情報の提供 各研究者に必要な島の情報を提供します(許可申請・傭船・宿泊etc.)。 2.調査研究の支援 フィールドでの調査アシスタントが必要な場合、人材を手配します。属島などへのアクセスには、必要に応じた傭船手配を行います。またモニタリングなど継続的な長期調査が求められるときは、調査を代行いたします。 研究助成を行うことを目指します。交通費補助から研究助成金まで現在検討中です。まずは大学院生などへの支援から始める予定です。 その他、研究者が小笠原での研究がより発展できるよう、いろいろな要望に対処していきます。 3.島内の生活補助 4.魅力的なフィールドの提供 |