賑わう『ねこまち』
昨年12月、父島南袋沢で女帝?ネコ『ひみこ』とその子供『ひなた』を捕獲し、ほっと一安心していたところでしたが、先日南袋沢のセンサーカメラをチェックしてみると再び複数頭のネコが写っていました。そんな南袋沢から昼前に「ネコ2頭捕獲!15分後到着します」と嬉しい連絡が入りました。
おがさわら丸の定期点検が終了し、久しぶりに明日父島に船が入港しますが、2週間東京搬送ができなかったこともあって、『ねこまち』には9頭が滞在し賑わっています
昨年12月、父島南袋沢で女帝?ネコ『ひみこ』とその子供『ひなた』を捕獲し、ほっと一安心していたところでしたが、先日南袋沢のセンサーカメラをチェックしてみると再び複数頭のネコが写っていました。そんな南袋沢から昼前に「ネコ2頭捕獲!15分後到着します」と嬉しい連絡が入りました。
おがさわら丸の定期点検が終了し、久しぶりに明日父島に船が入港しますが、2週間東京搬送ができなかったこともあって、『ねこまち』には9頭が滞在し賑わっています
今年、父島の捕獲部隊の仕事始めは5日からでした。餌を仕掛けた翌日、2Kgの黒白ネコが捕獲されるという幸先よいスタートとなりました。母島『ははねこ隊』の仕事始めは23日から。こちらも翌24日、2.7Kgのキジトラネコが捕獲されました。さらにこの日、母島南崎で3ヶ月間(監視カメラで撮影)捕獲を試みていた黒ネコ3.2Kgがようやく捕獲されたという嬉しい連絡も入り、母島も幸先よいスタートとなっています。一晩母島で過ごしたネコたちが、夕方ははじま丸に乗って「ねこまち」にやってきました。
おがさわら丸ドック(定期点検のため2週間船がお休み)中の静かな島に、世界自然遺産候補地の取組状況調査のために国会議員5名が父島を訪れました。曇空の肌寒い夕方「ねこまち」を訪れた視察団に、スタッフが交代で海洋島におけるネコと人、ハト、コウモリ、海鳥・・・との関係、ノネコ捕獲事業への取り組みについて説明しました。
2月20日東京大学弥生講堂一条ホールを会場に、東京都獣医師会シンポジウム『いのちつながれ小笠原』が開催されます。このシンポジウムを紹介するポスターが、多くの観光客のみなさまが乗船する昨年12月29日便から、おがさわら丸の船内に掲示されています。Cデッキ中央、D・Eデッキへ降りる階段の右手に、隣の観光ポスターにも負けない大きさで貼ってあります。
小笠原の野生化したネコの保護収容や適正飼養への協力をいただいている東京都獣医師会のシンポジウムに、是非みなさまもご参加ください。
http://www.tvma.or.jp/contents/wildanimal/index.php1212