2015年

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上:颯爽と追い越していったネコ捕獲隊
下:近くまでやってきた”あかぽっぽ”

山歩きが気持良い季節になりました。小笠原も内地同様、暖かな冬を迎えています。山でのアカガシラカラスバトの目撃が多くなるシーズンに入り、ハトの植生調査(採食樹種のチェック)とセンサーカメラ位置の確認に行く調査スタッフに同行し、久しぶりに山に行ってきました。途中、日頃地図の上だけで確認しているネコ捕獲ポイントもいくつか見ることができました。今日はハトに遇えずじまいかな…と思っていた午後最後の調査ポイントで、遊歩道の向こうから地面に落ちているエサを一生懸命探してこちらにやってくるあかぽっぽにも出逢いました。小春日和の山歩き、休日いい気分転換になりました。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.556(父島西海岸出身)【へーすけちゃん】

我が家に迎えて早一ケ月、まだ油断をすると、お布団等布の上で粗相をしてしまう事も多々ありますが、甘えん坊の暴れん坊で、よく食べ、よく遊び、よく眠り元気に過ごしております。引き取った頃に比べると、かなり成長してきました。健康状態も良好です。これからも家族の一員として大切にしていきます。出会いの機会を与えてくださりありがとうございました。

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(公社)東京都獣医師会による『小笠原動物派遣診療』**が、14日に母島で、17-20日父島で行われました。動物派遣診療は小笠原諸島における希少野生動物保護対策の一環で、飼いネコの適正飼養を推進することを主な目的としていて、今年で8回目の開催となりました。父島母島合わせて、ネコ51頭(受診率55%)、イヌ61頭(受診率71%)の受診があり、ペットの健康チェックや健康相談のほか、ネコ連絡会議のスタッフによる事業の目的や山域・集落のネコ対策の進捗状況、「小笠原村飼いネコ適正飼養条例」の説明が行われました。4年目となった次世代育成事業も例年通り、母島小学校1.2年生、小笠原小学校1年生を対象に「動物ふれあい教室」、小笠原中学校1年生を対象に「家畜と野生動物」をテーマにした講演会が行われました。

動物派遣診療の開催にあたり、今年も多くの企業から医療機器・医薬品の無償貸与や提供がありました。

富士フィルムメディカル(株)、フクダエム・イー工業(株)、アコマ医科工業(株)、日本医療(株)、日本光電東京(株)、日本全薬工業(株)、森久保薬品(株)、日本ビスカ(株)みなさまご協力ありがとうございました。

(**主催:小笠原村、協力:小笠原ネコに関する連絡会議、OPO、299会)

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.542(母島乳房山出身)【あおさちゃん】

島ネコNo.546(母島西浦出身)【しょうがちゃん】

先日、小笠原のネコを2匹引き取りました。兄弟ではないのですが、2匹仲良く遊び、一緒に寝ています。人にも馴れており、抱っこするとゴロゴロと喉を鳴らし、いたずらも粗相もせず、2匹ともとても良い子にスクスクと育っております。こんな素敵なご縁を繋いで下さったみなさんに大変感謝致します。東京から小笠原での活動を猫2匹とともに応援しています。

 

 

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新しく描いてもらったネコタイルのコーティング作業中、通りがかりの小学生の女の子に「どうして最近ネコの絵が飾ってないの?」と聞かれました。10月下旬の台風養生以後、タイルを外したままにしていたことを気にかけてくれていました。ようやく昨年から今年6月までのあいだに捕獲されたネコの絵が出来あがりました。新作は50枚を超えています。描いてくれた島のみなさん、お待たせしました。是非見にきてください。

 


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