最新情報

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島では11月8日から10日にかけて、東京都・小笠原村合同で総合防災訓練を実施しました。9日は住民避難訓練の後、父島では大神山公園で防災資機材の展示や地震動体験、炊き出し訓練などが行われました。展示ブースには、動物協議会の協力によりペット防災の展示も行われ、ペットを飼っている人だけでなく、多くの人が訪れました。荒井獣医師からは同行避難やペットの防災用品の備蓄、しつけなど普段からの適正飼育について説明が行われました。

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11月4日、都立砧公園で(公社)東京都獣医師会世田谷支部と世田谷区主催のイベント「第37回世田谷動物フェスティバル」が開催され、今年も小笠原から参加しました。東京都獣医師会ブースの一部を借りてパネル展示を行い、来園者に小笠原の活動や東京都獣医師会の協力を伝えました。午後から雨が降るあいにくの天気となり人出が少なくなってしまいましたが、午前中は、ゆるキャラ「あかぽっぽくん」に多くの人が集まり、たくさんの方とお話することができました。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.830【妹妹(ムィムィ)ちゃん】(父島夜明山出身)
10月22日、田柄動物病院の池田先生から小笠原の猫を頂き、名前を妹妹(ムィムィ)と名付けました。家には10歳のミュー太くん♂、10歳のプーちゃん♂と7歳の茶々♀の3匹の先住ネコがいます。ミュー太は一番性格が温厚の子で、一日目すぐから挨拶に行きました。妹妹は暫くケージで生活する予定ですが、餌もちゃんと食べて、トイレもクリアしたので、早めにケージから出せると思います。昨晩も私と一緒に少し寝ましたが、全然問題ありませんでした。妹妹も家族になり、これから皆と一緒に幸せになろうと思います。

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事務所でデスクワーク中、外で作業していたスタッフから「ハトが来てるよ!」と声がかかりました。外に出てみるとアカガシラカラスバトの成鳥が単管パイプに留っていました。今年7月、父島東町のガジュマルの木の下で足環を装着したオスのハトでした。相変わらず警戒心が薄く、ニガウリの種を啄んだあと、エサを探しながら裏山へ消えて行きました。

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左;母島南崎半島部の営巣地点

今春、母島南崎で誕生した5羽のカツオドリの雛たちが、無事巣立ちを迎えました。ネコ対策を開始してから10年目の2014年に繁殖を確認してから、毎年営巣がみられるようになりましたが、今年は最も多い5羽の巣立ちとなりました。かつての海鳥繁殖地の光景が戻りつつあることを大変嬉しく思います。