最新情報

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飼いネコは、母島南崎で捕獲された3姉妹のなかの1匹「セコン」ちゃん。先住ネコちゃんと同じハチワレ模様で、今春、北品川どうぶつ病院から譲り受けたそうです。小笠原旅行では、「是非、飼いネコの故郷を訪ねよう…」と母島まで足をのばし、南崎にも行ってきたそうです。出港日に「大きくなったネコの様子を見せたくて…」とねこまちを訪ねてきてくれました。よくごはんを食べ、先住ネコちゃんとも仲良く過ごしているそうです。お会いできて嬉しかったです…。

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父島南崎のカツオドリの親子

父島列島でカツオドリの営巣地は、南島とその周辺にある岩礁に限られていましたが、数年前から海のガイドさんに「父島南崎でカツオドリを見かける」という話を聞いていました。父島南崎は、現在許可なく立ち入ることができない場所ですが、2016年、東京都のレンジャーにより少数の営巣が確認されたことから、昨日現地調査に行ってきました。カツオドリのヒナ9羽が確認され、母島南崎に続き、有人島の父島でも島の先端部で海鳥が営巣できる環境が復元してきていることが分かりました。ネコ対策の効果がここでも表れているようです。

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写真提供;大林隆司さん

母島・南崎で最初に捕獲されたネコ「マイケル」の時代から、2008年の国際ワークショップを経てスタートした“小笠原ネコプロジェクト”の10年を書いた『小笠原が救った鳥』。この本の出版を記念した会が、6月28日横浜の NPO法人よこはま里山研究所の「はまどま」で、6月30日には東京飯田橋の「絵本屋カフェ・ボローニャ」で開催されました。参加者は小笠原をフィールドにもつ大学や研究機関の先生方や東京都獣医師会の獣医師、小笠原で暮らし自然保護や研究に携わったことのある方、小笠原ネコの飼い主さん、小笠原をよく知る方や興味を持っている方などが小さな会場いっぱいに集まりました。当研究所のスタッフもゲストとして参加し、ネコプロジェクトの最近の情報や、アカガシラカラスバトや小笠原で暮らす動物についての話をしました。この本を通じて、小笠原の取り組みがもっと知られていくといいなと思います。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.714【おがちゃん】(母島評議平出身)
そろそろうちに来て1年が経ちます。一度だけ、食欲不振になった以外は、健康に過ごしてくれています。食欲がいつも旺盛で、困るくらいですが、寝転んでいるとお腹でフミフミしにきたり、名前を読んだら返事をくれたり、懐いてくれてもう我が家には欠かせない存在です。お行儀もほーんとに良くて、そそうは一度も無く、良い子過ぎる、、と思っています。
今月、我が家に第一子が生まれ、彼もお兄さんになりました。赤ちゃんにも過敏に反応せず、しっかり受け入れてくれています。これから、子どもとおがが、良い友達になってくれればと思います。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.502【空ちゃん】(母島猪熊谷出身)
ウチの空も6月24日で丸3年経ちました。今では、ウチの立派な家族の一員です。うちのワンコとも、仲良く?!喧嘩しながら暮らしています。今朝も爪を切らせてくれました。切っている間も観念したのか?大人しくしていましたよ。相変わらず、顔は小さい感じですが、もう3歳(推定)です。これからも、ずぅーと家族です。