最新情報

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父島ネコ捕獲隊は、昨年10月と今月上旬に2人のスタッフが加わり新体制で活動しています。今年に入りネコ捕獲が相次いでいますが、新年はじめの4頭と今日一日で捕獲された3頭は新メンバーによるものでした。ビギナーズラック???ネコの捕獲は戦略を立て、エリアを分担し、天気をみながら作業を行うチーム戦ですが、やはりネコが捕獲されると喜びも大きく、モチベーションもあがります。

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父島で最も繁殖力が高いトラップシャイ(捕獲カゴを警戒する)のメスネコがついに捕まりました。体幹の左側に黒斑がある三毛ネコで通称「ぶち子」と呼ばれていたこのネコが、最初にセンサーカメラで撮影されたのは2012年9月でした。4年の間、年に2回4~6頭の子ネコを産み育てている姿がカメラで確認され、ネコ捕獲隊を悩ませる存在でした。ねこまちにやってきた「ぶち子」は、想像していたよりも大人しく綺麗なネコで、捕まえたのは、この仕事をはじめて3ヶ月の新人隊員。みんなの興奮にビックリしたようです。

父島では7日から連日ネコが捕獲されており、2017年は幸先のよいスタートとなっています。

みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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今年度の父島山域ではセンサーカメラにネコが写っているものの、なかなか捕獲できない状態が続いています。環境省スタッフにも参加してもらい広範囲に捕獲カゴを仕掛け、捕獲圧をあげる集中捕獲が20日から25日まで行われました。今回の集中捕獲では4頭のネコを捕獲、ねこまち滞在ネコは11頭となり久しぶりに賑やかになりました。

今年も大変多くの方に支えられ、活動を行うことができました。ご協力いただいた皆様に心から感謝いたします。

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島ネコNo.567【伝助くん】(母島乳房山出身)

昨年11月に母島で捕獲され、ねこまちにやってきた伝助くん。誰にでも甘える人懐こいネコで、滞在中はねこまちのアイドル的存在でした。東京の動物病院を経由し、今年6月父島の飼い主さんのもとにやってきました。相変わらずの甘えん坊で、ひとりで留守番するのが苦手らしく、飼い主さんと一緒に外出することがあるようです。小笠原では野生動物との接触を避けるため、飼い主のみなさんには室内飼養をお願いしています。今日もおがさわら丸で来島されたお客様の出迎えに、リードをつけて船客待合所に来ていました。久しぶりの再会…飼い主さんに抱かれて幸せそうでした。

 

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2010年から本格稼働したネコ対策事業ですが、7年が経過し多くの成果と課題が出てきています。今後の対策をどのように進めていくかを検討するため『小笠原諸島のノネコ捕獲推進のためのワークショップ』が、父島・母島・東京の3つの会場を繋いで開催されました。専門家を含む50名以上が参加し、①保全対象種 ②集落・農地のネコ対策 ③山域のネコ対策 についての現状と評価が行われました。その後、父島地域、母島、父島山域のグループに分かれ、それぞれの課題抽出を行いました。