レスキュー

Picture

Picture

南島(父島列島)や、鰹鳥島(母島)などが大繁殖地となっているオナガミズナギドリの巣立ちシーズンを迎えており、保護が続いています。

ミズナギドリは、光に集まる習性があります。 とくに巣立ったばかりの若鳥は、町の灯りに吸い寄せられて、照明や電線、建物などへの接触などにより不時着します。

無人島への不時着であれば、若者冒険談のひとつですが、陸地からの飛び立ちが苦手なミズナギドリが有人島に降りると、命にかかわる事態となります。

とくに現在、お天気が下り坂な上に、来週の中盤以降月には新月に向かうため、ミズナギドリの巣立ち鳥の落下が増える可能性があります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

どちらも生毛の無い綺麗な姿、体重も平均値のため断定できずにいましたが、
日焼けしていない、抱卵斑の跡が無いことなどから今年育った個体と判断。
今年の巣立ちは例年より少し早く始まりました!

第1号 2021/11/12 二見港岸壁〜三角広場間
入港日の日没から1時間後・・・まだ密を避けての買い物タイム。
岸壁近くの路上でバタバタしていた個体を動物看護士さんが見つけました。
車の往来を止めて、マイカーに載せていた箱に確保。ご本人も初めての保護!
〜ご協力いただいた方もありがとうございました。

まさにChristmas tree点灯式が行われる場所でした。
〜〜*今年は12月12日 日曜日の夕方です*〜〜

>翌13日午後、大村海岸から野生復帰。

第2号 2021/11/18 境浦 丸山隧道内

畑&カフェへ向かう親子さんがトンネルのまんなかで見つけ、外へと誘導してくれました。
ダンプに轢かれなくて良かった・・・(作業中でお待たせしてしまい、ごめんなさい)
通りかかって確保用のタオルを貸してくれたベテランさんにも感謝!

お姉ちゃんは去年「ミズナギドリのうた」を作ってくれました。
「ミズナギドリは〜生まれ〜てくると〜、
 おか〜ぁさんがい〜つぅか、い〜つぅか、いな〜くなっちゃうよ〜」
ヒトにとっては、かなりショッキングでしたね・・・。

>翌19日午前、大村海岸から野生復帰。


島の皆さん、空気穴を開けたダンボール箱と大きめのウェスをご用意ください!

  Thanks:Yさん、KちゃんfamilyとCちゃん

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 
国内で高病原性鳥インフルエンザが発生しています(国内で人への感染例はありません)。
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、さわらずに
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

Picture

耳毛が目立つ?!お腹にはうっすらと赤土が。

オナガミズナギドリ巣立ち2021

昨夜は満月の皆既月食でしたが、
島はまた強風雨に見舞われました。
 明日は来るかも・・・
案の定、出勤途中でミズナギドリ不時着の電話。

湾口からまっすぐ奥へ進むと「奥村」。
中でもいちばん製氷海岸に近い船員宿舎では、
よく海鳥が外階段やベランダに不時着します。
前に住んでいた方も連絡をくれた建物でした。

まだ興奮気味の個体を確保し、
代わりにちょっと早いChristmasメッセージ。

これが今月に入って3羽目の保護個体です。
日焼けも尾羽の擦れもなく綺麗、でも先の2例も生毛の残りがまったく無い。
繁殖に参加する前の若い成鳥かとも考えましたが、踵にタコがあること、
明確な抱卵斑跡が無いこと等から、今季の巣立ち個体と判断しました。

例年に比べるとやや早く、今年も始まりました!
島の皆さん、空気穴を開けたダンボール箱と大きめのウェスをご用意ください!

  Thanks:漁師のFさん初め、代々お住まいの皆さん

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 
国内で高病原性鳥インフルエンザが発生しています。
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

Picture

翌朝できていた亀裂(清瀬川沿いの駐車場)

ちょうど11月7日から8日に変わろうとした頃、
窓の外でフラッシュが光ったように見えました。
季節の変わり目を告げる海雷かと眺めていると・・・

0:12
電信山方向から樹木園の林の中へ、黒い座布団のような物がひらり。

その後も数秒〜10間隔の明滅が2時前まで続きました。
(おそらく、ほぼ切れ目なく)
よく真横に光線が走ったりするのですが、
方角のせいか縦にも横にも稲妻が見られない。
その後には猛烈な雨。

雷多発地帯で育った人間にとっても初めてのパターン。
 いったい彼らは・・・

黒い影は、林へ逃げ込むノスリかオオコウモリだったのかもしれません。
幸い翌朝の急患発生はありませんでした。

 Special Thanks:道路、電線、遊歩道ほか復旧作業に関わる皆さま

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 
国内で高病原性鳥インフルエンザが発生しています。
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。