レスキュー

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11月20日野生復帰した珍鳥ラッシュ、最後はカイツブリです。過日、母島で保護されて、本日放鳥となりました。その独特の水掻き、以前、はじめて自分の目で見たときには、びっくりしましたが、母島から届いた写真をみて、またまた「オオ、カイツブリの足!」と叫んでしまいました。そういえば、カイツブリの水掻き構造は、スリットが入っているダイビングフィンと良く似ています。通常のフィンよりも少ない力で大きな推進力が得られるというこのタイプのフィン。いったい何をモデルに、何をヒントにつくられたのでしょうか。カイツブリか?

Special Thanks JyuJyu.A Phot by JyuJyu

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保護直後

9月末、オガサワラオオコウモリが保護されました。今年生まれの個体で♂でした。作物ネットによる絡まり事故で、フルーツをはじめ植物を食べる世界中のオオコウモリに共通の課題です。締め付け場所の壊死など重篤化することも多い事例でしたが、各方面の方々から本当に頭の下がるご協力を頂き、約1ヶ月半の治療のあとで、無事に野生復帰がかないました。多くの関係者のみなさまに厚く御礼申し上げます。

Specia thanks 島しょ保健所小笠原出張所、小笠原村診療所、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄、MARUYAMAsan ほか たくさんの方々

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珍しい鳥の放鳥が続きます。ミゾゴイです。第一印象からズグロではないか? とドキドキしましたが、専門の研究者にも問い合わせた結果、ミゾゴイの若鳥と確定しました。両種ともに若鳥の羽模様などは情報が少ないので、百聞は一見に如かず で、とても良い勉強になりました。羽の写真も紹介します。

Thanks Dr Kawakami

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昨日、ヨシゴイが持ち込まれました。すでに死亡していましたが、父島南部の河川付近で見つかりました。その後、生体も1羽保護、無事放鳥されました。サギ類でもっとも小さな種類。小笠原ではなかなかお目にかかれません。父島八瀬川の川岸にいまもいるかもしれません。

Tkanks GSS, Yuka.C, Keita.C, Morioka-Family