最新情報

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網にからまったシロハラミズナギドリ
撮影:Mr.KOTARO

海洋センター前の父島製氷海岸に、漁網の切れ端にからまったシロハラミズナギドリの死体が打ち上げられました.おそらくは、海面に降りたときに絡まってしまい、そのまま死亡、漂着したのでしょうか.海にゴミを捨てるのは一瞬でも、ゴミは延々と漂い続けます。

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ツバメチドリ

たまには、傷病でない鳥を! ツバメチドリ 渡りの途中で小笠原に立ち寄ってくれました。

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脳震盪で保護されたセグロミズナギドリ

夜に小笠原固有亜種のセグロミズナギドリが保護されました。外傷もなく、脳震盪程度だったので細部まで計測の上、ビジターセンターを訪れていた観光客数名に見守られる中で、翌3日の夕方に前浜より海に返しました。ごく数名でしたが、アシスタントしてくれた4年生の女の子2名をはじめ、めったに見られないこの鳥の放鳥に立ち会った人は幸運でした。

THANK’S Mr TAMADA&frend’s.Momoko T & Hina H

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島の呼び名は「ウィロウィロ」

小学校の校外授業をビジターセンターで行いました。当研究所が父島ビジターセンター内で開催中の特別博物展「海洋島小笠原 その魅力と危機」の中で実施している環境教育プログラムです。さて、今日のお相手4年生とともに授業の後で、昨日扇浦で保護されていたシロハラミズナギドリを放鳥しました。船から見ることはあっても、至近距離でみることは少ないミズナギドリの水掻きや、まん丸の目、長い翼に、子供達は興味津々で、つぎつぎと質問が飛んできました。島の子供たちと見送るシロハラの姿は一段と素晴らしいものでした。島っこですから、シロハラミズナギドリという和名よりも、最近は聞かなくなった島の呼び名「ウィロウィロ」を強調しました。

THANK’S Solmal、Mr.SAHARA、RAO、4年ハート組&Teacher KANOU

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回収された死体

4月27日、台風3号の雨風の中で、シロハラミズナギドリとオナガミズナギドリがそれぞれ保護されました。場所は清瀬都営住宅の5階の踊り場と、西町メインストリートの自動販売機の前です。いずれも、怪我はなく、不時着のショックによる軽い脳震盪と判断されました。ともに、念のため一晩様子を見たの後に、翌夜に宮之浜より放鳥しました。4月28日、扇浦で前夜の電線衝突と思われるオナガミズナギドリの死体が回収されました。このHPでもお伝えしているとおり、海鳥の電線衝突は、意外に何度も決まった場所で起きる傾向があるように思われます。今後、より詳細なデータを重ねて、防げるものであれば、少しでも減らしたいと考えています。

THANK’S RAO、大島くん、PAPA’s TAKEちゃん、Sora&Mirai&Nago