2002年

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やった!

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それっいまだ!

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穏やかな日差しを浴びて散策

晴れ。ぽかぽかで春のよう。海も春の凪のよう。気温23度の予報だったけど、もっと上がったにちがいない。日中動くには半袖でないと汗が出てきます。さすがに日陰は寒いけど。昨日よりさらにギンネムの芽吹きが色鮮やかに映る。もっとも台風後の復活が早かったクワは、あちこちで花をつけている。これだけ一斉の芽吹きは1997年以来だろうか。またまたさらにヤギが増えそうだ。
さて、今日は10アノールと雑穀。緑の葉っぱにくっついているアノールを葉っぱごと置いてやると、近づいてきて、たちどころに保護色のアノールを探しだし、捕まえました。また、残った葉っぱをつついたり、振り回しぎみにしたりと、点検も怠らない。毎度ですが、アノールと格闘するナベヅルは、ちょっと怖いくらいの集中を感じます。
=========アノールの小話========
小笠原でも冬になると、なかなかアノールは見かけなくなる。そう思っていましたが、今回必死に探してみると、確かに夏ほどではないけれど、いるのです! コンクリートのすき間、われ目、壁面の水抜き穴、農園の単管パイプの中、注意するようになると、あちこちにアノールの顔が覗いていることに気づきました。さあ、あとは、頭をつかって、どうやってうまく捕まえるか? 賢いアノールと知恵比べ。

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父島のちょっとした人気者

晴れ。8アノールと雑穀。今日も生きのいいアノールで、あえて遠くに放ってみましたが、ナベヅルは素早く追いついて、すべてGETしました。ほぼ直撃した台風25号から30日。完全に葉っぱが吹き飛んでいたギンネムの葉芽は、すでに2週間程度で見え始めていましたが、ここ数日で、一斉に開葉をはじめました。
=====これまでの経過 第二部(11/21 〜25)=========
基本的に1日1回のミミズの給餌を続けた。他には相変わらず関心を示さなかったが、ミミズを給餌してもらえることは完全に認識し、急速に近づいてくるようになった。羽ばたきも確認し、翼に負傷はないことがわかった。この時期、小笠原諸島に台風25号が接近し、荒れ気味の天気となった。台風は父島をほぼ直撃する形となり、特に24〜25日は暴風雨となった。台風中も給餌は続け、ナベヅルは州崎に密生するギンネム林に入り込んで風雨をしのいだようで、台風通過後、まったく葉の無くなった林内に立っていた。このころ特に、大きな水溜まりの近くにある林の中にいることが多かった。島内に最近では例がないほど大きな塩害を出した台風直撃を乗りきった武勇伝??で、州崎のナベヅルはいっそう父島内で有名になったかんじ。見に来る人や車が増え(といっても小さな島ですので、タマチャンのようなことはありません)、「パン屑をやって食べた」というような話も聞こえてくる。

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写真中央にいます。わかるかな?

曇り。6アノールと雑穀。とれたて?の生きのいいアノールで、ナベヅルのほうも、いつになく殺気をだして、捕まえていました。
今日は、昨日とだぶりますが11/13〜15の衰弱状態から元気を盛りかえすところを、少し詳しくご報告。
=====これまでの経過 衰弱してた頃(11/13〜15)=========
この時期は天候不順で雨が多かった.ツルはこの時期もっとも動きが鈍く、立ちつくしていた。雨のはじきも悪く、全身(羽)が濡れてしまい震えていることが多く、体温低下の可能性があった。つやも悪く、額の皮膚の赤がほとんど目立たなくなっていた。11/15から給餌が成功しはじめ、毎日数十匹のミミズをコンスタントに食べるようになって動く力が感じられ、少なくとも「そのまま倒れそうな・動かなくなるような(サギの衰弱状態)」ことはなくなった。11/17に特に大量のミミズを食して、翌日の11/18には、額の赤がよみがえるように発色した。海水魚の稚魚を真水で(塩抜きして)やると、興味を示し器用に捕まえるが結局食べなかった。ヤモリにも、動きに強く反応して捕まえるが食べなかった。ツルの目撃時期には、キセキレイ、カシラダカ、キビタキ、ミサゴ、アオサギ、ゴイサギ、チュウサギ、コサギなどなど多くの鳥が飛来し、そのほとんどがしばしの休息のあと去った。


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