2006年

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カラフルな嘴 ?小笠原では珍しい ?
人なっこい「カモメ」 ?でも、気性は荒い。

今年も来ました冬の使者ウミネコです。朝の浜辺で立てないところを保護されました。外傷はなく、休養、保温、補液ですぐに回復。海へ戻りました。寒波の厳しい年には、数十羽が飛来することもあります。今年の冬はどうなるやら。

Thanks PAPAYA

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お祭りの朝に、連絡をうけると集落地の路上に見慣れない大きなサギ。なんとそれは息絶え絶えのサンカノゴイでした。大きな外傷はないものの、まさに激痩せ。いったい何があって、ここ小笠原までたどり着いたのでしょうか。恐らくはたどり着くだけで精一杯。残念ながら事務所へ搬送してまもなく死亡しました。先のアカアシシギ以上の大珍客と言えるでしょう。恐らくは小笠原初記録だと思われます(現在、調べ中)。つくづく自然は不思議です。

Thanks Choさん、観光のお二人

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とにかく黒い。

さらに上を行く大珍客が続きます! 見たことがないミズナギドリが保護されました。小笠原初記録が間違いないであろうこの海鳥。セグロミズナギのはるか上ゆく黒色感(とにかく黒い!)に、目まですっぽりの黒帽子、目の後ろの白い切れ込み、黒ライン状の足付け根の羽毛など個性的。小型ミズナギドリ類の分類には混乱がつきものですが、外観特徴や計測値からはハワイ諸島などで繁殖する Newell’s Shearwater が疑われます。今のところ特定には至っておらず、現在、複数の専門家と情報交換中です。

Thanks Doi夫妻

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町に迷い込んだアナドリが保護されました。大きな怪我もなく、海へ戻りました。10月はアナドリの巣立ち期です。父島列島の南島と東島は、小笠原群島で最大のアナドリ繁殖地となっています。親鳥は一足はやく飛びさっており、この鳥は今月巣立ったばかりの幼鳥で、不慣れなうちに町の灯りに吸い寄せられ、人の生活圏に迷い込んだ可能性大です。うまく仲間に行き会えますように。

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今日は、街への不時着により保護していたシロハラミズナギドリを別件の船上より放鳥しました。繁殖への飛来にはまだ少し早いかんじ。これも台風による影響かもしれません。

Thanks 紀さん


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