2020年

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先週、風の強いグラウンドで珍しい事故がありました。

サッカーゴールの下のたるみには、なんとキョウジョシギ。
「まだ生きてるみたいで〜どうしたらいい?!」

風にあおられて飛び込んでしまったのか、
たまたま通り抜けようとして、ほつれた部分に絡まったのか、
体ごと何回転もしてしまったようです。

連絡をくれたお母さんに少し離れて保持してもらいつつ、
なんとかネットを切らずに外せました。

右足の指2本が曲がっていましたが、翼は幸い問題なし。
傷口を洗浄して3日静養させたあと、植え込みのある芝生へ戻しました。

「待ち合わせしてて、この子たちが見つけてくれたの。」
ほんとに子ども目線はすごい!!

Thanks:Kくんとお友だち&お母さん

【IBO鳥獣レスキュー】
080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣へのコロナ感染リスクを下げるため、
手を触れずにお電話ください。

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今朝は高校下にある都営住宅から連絡が入りました。
「ゆうべ階段にいた鳥を保護してます。夜だったので。」
「ありがとうございます。今どういう状態ですか?」
「箱に入れてあります。」
「では玄関前に出しておいてください、お願いします。」

2013年11月8日にも同じようにシロハラミズナギドリを
保護して翌朝お電話くださった、年配のご夫婦でした。

すっかり不時着個体と思いきや、なんとムナグロ。

そういえば・・・今年もヤスデの集団が階段の灯りの下に集まっていました。
夢中で食べていて気づいたら、白い壁に囲まれてしまっていたのでしょうか。
脚も翼も異常なし。快晴の芝地に帰りました。

カゴには藍染めの風呂敷がかけてありました。
島では集合住宅のあちらこちらに、こんな静かな暮しがあります。

【IBO鳥獣レスキュー】
080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣へのコロナ感染リスクを下げるため、
手を触れずにお電話ください。

異常に高い海水温が続いていた今年も、やはり
大神山例大祭の時期を迎えて肌寒くなりましたね。
今年は奉納相撲もなく、寂しい雨で過ぎました・・・。

環境省より以下、鳥インフルエンザ発生の情報がありました。

[一部抜粋]韓国で高病原性鳥フルが発生したことと、
北海道の野鳥糞便から高病原性鳥フルが検出されたと情報が入りました。
これに伴い、国内での対応レベルは『2』となりました。

【参考】 環境省高病原性鳥インフルエンザに関する情報
 http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html

父島では集落内にもオオバン、アオサギが飛来、
母島にはマガンも来ているそうですが、
今のところ病変などの様子は見られず。
そもそも、鳥インフルエンザは人にうつることはまれで、
コロナ対策を行っていれば心配する必要はありません。

もし動けなくなっているカモ類やカモメ類を見つけた場合は
環境省小笠原自然保護官事務所へご連絡ください。
(世界遺産センター内)04998-2-7174
これは・・・?と迷ったら、いつもの番号にお電話ください!

【IBO鳥獣レスキュー】
080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣へのコロナ感染リスクを下げるため、手を触れずにお電話ください。

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AM
 ・いつものエビ(シーフードmix)
       ちぎった小片を2口。
PM
・ボラ仔魚を1匹食べました〜しばし休息。
・兄島帰りのアノール柵部隊に心配されつつ、
        20分のリハビリを終えました。

これでも、
撥水とやる気は徐々に上がってきています。

今年もまた台風シーズンを迎え・・・
兄島作業の皆さん、毎日お疲れさまです!!

【IBO鳥獣レスキュー】
080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣へのコロナ感染リスクを下げるため、まずは手を触れずにお電話ください。

例年、10月に入ると青灯台付近で保護されるアナドリ若鳥ですが、
今年は下旬になっても保護があり、まだ長逗留している個体もいます。
しかも保護されたのは海上に海岸、様子も何かおかしい。

華奢で脚が細く、翼も尾羽もすり切れてボロボロ・・・
ラピエの竪穴式住居で何年も子育てしている親鳥なら、納得できる。

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この個体は、何かに翼をかじられてる?!

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IBOレスキューは基本的に、
人間の活動によって脱落した個体を助けることが目的ですが、
同時に、野生動物の生息状況をモニターするという側面もあります。

Thanks:なぜか毎年、溺れたアナドリと出遭うCさん、
    常に鳥に対してアンテナを張っているAさん

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人と野生鳥獣へのコロナ感染リスクを下げるため、
まずは手を触れずにお電話ください。