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翌朝できていた亀裂(清瀬川沿いの駐車場)

ちょうど11月7日から8日に変わろうとした頃、
窓の外でフラッシュが光ったように見えました。
季節の変わり目を告げる海雷かと眺めていると・・・

0:12
電信山方向から樹木園の林の中へ、黒い座布団のような物がひらり。

その後も数秒〜10間隔の明滅が2時前まで続きました。
(おそらく、ほぼ切れ目なく)
よく真横に光線が走ったりするのですが、
方角のせいか縦にも横にも稲妻が見られない。
その後には猛烈な雨。

雷多発地帯で育った人間にとっても初めてのパターン。
 いったい彼らは・・・

黒い影は、林へ逃げ込むノスリかオオコウモリだったのかもしれません。
幸い翌朝の急患発生はありませんでした。

 Special Thanks:道路、電線、遊歩道ほか復旧作業に関わる皆さま

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 
国内で高病原性鳥インフルエンザが発生しています。
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

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このパターン、この形での確保は・・・2例目です!

続く11月2日
グラウンドの照明が消えてそろそろ1時間、
鳥の声も無かったし、今日は無事。
と、思ったところへレスキューダイヤル。
以前にもお世話になった方から。

「交差点の真ん中に動かない鳥がいて、
 レジ袋に入れたので来てください〜」
待ってますと言われては・・・
箱を持って駆けつけると、確かに。
自転車での帰り道に、わざわざ引き返してくれたのでした。

南硫黄島と父島群島のごく一部でしかコロニーが
見つかっていないシロハラミズナギドリ。
しかも、この時期の不時着は例年よりだいぶ早い。

幸い外傷はなかったものの体温低く、しばし静養したあと兄島瀬戸へと帰っていきました。
お腹には抱卵斑ができ始めていて、相方が心配して待っているはずです。
今頃はもう無事に巣に帰ったろうか。

 Thanks:S建設のKさん

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 
鳥インフルエンザに注意が必要な季節になりました。
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
家禽や繁殖分布種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

父島の11月1,2,3日は、例年なら奉納相撲や神輿巡幸で賑わう大神山神社例大祭。
今年は静かに、しかし陸も海も例年並みに季節が変わりました。

今朝は宿の方が密を避けて入港翌日に買い物に出る直前、鳥を見つけてくれました。
そういえば以前にも同じような場所で不時着がありました。
海沿い、通りから少し入った建物の入口。

by TOMONO

まさに「頭隠して尻隠さず」
地面に穴を掘って子育てする、彼ららしい習性です。

体は褐色が強く尾羽もすり切れており、この夏の育雛を終えた親鳥たちが飛び立つようです。
残された若鳥たちが巣立ったら、小笠原はクリスマス。

 Thanks:扇浦ホテルB支配人のTさん&staffの方

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 鳥インフルエンザの季節になりました。
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

10月29日
ちょうど日付が変わる頃、ほぼ直撃で駆け抜けた台風20号。
(その後、関東と並んでも965hpと全く衰えていなかった!)
父島は大雨と二見湾に吹き込んだ強風とで低地では浸水あり、倒木は各所で発生しました。
これから収穫というバナナや柑橘類(落果)も島内広く壊滅的な被害。

しかも「台風一過」は夕方の一瞬だけで、夜から再び24h戻ったような荒天。

10月30日 20:35 冷温小雨
飲み屋街のタイル路をトボトボ歩くコガモが保護されました。

10月31日
今日もまた昼過ぎから肌寒い雨・・・17時過ぎには厚い雲で真っ暗。
それでも二年ぶりに仮装した子ども達のはしゃぐ姿が見られました。
コガモはひたすら食べては眠り、食べては眠り・・・旅の疲れを癒やしています。

11月朔日
久しぶりに晴れた朝。箱の中で羽ばたく音。朝、昼としっかり食べ、
オナガガモもやってきている八瀬川へと帰っていきました。

そして、2日の朝は青い空にまっ白なイワシ雲。
沿岸の海水温はやっと例年並みに戻ったそうです。

 Thanks:ふくちゃんのAちゃん、Mさん

と、先のキョウジョシギですが全く逆でした・・・お恥ずかしい限り。
繁殖地は北極海沿岸。以前はここ小笠原も越冬地と考えられていましたが、
その後もっと南(台湾やハワイなど)へと見直されたようです。
彼らもやはり、先の強く張り出した高気圧に乗じてやって来ていたようです。

どうやら、この台風前後の事故は北からのお客様ばかりでした。

[参考] 
フィールドガイド「日本の野鳥」増補版/増補改訂版 
 高野伸二 著  財団法人 日本野鳥の会 発行

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 10月から来春にかけて、
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

今度こそ来そうだと島のあちこちで養生の始まった、まだ遠い台風20号。
その最初の雲の塊りが、どうやら風雨と彼らを運んできました。

以前にも紹介した、さざ波のように動くキョウジョシギの群れ。
芝生で虫をついばむのですが、どうも車道に出ることが多い。
しかも今日はよりによって港前の交差点付近・・・鳥も人も危ない。

レンガの路面を観察したところアリやヤスデ、マンホールの回りには
ミミズ等が潜んでいました。効率よく餌が捕れるのかも知れません。
が、危ない。

カラスバトに対しては、運転者への注意をお願いし(支庁による看板設置)、
道路に伸びたガジュマル等を伐る、落ちた実を掃除するなど対策をしています。

しかし、キョウジョシギ達が現れるのは干潟近くの芝生周り
=現在はメインストリートや園地になっている場所です。
なんとも場所が悪すぎる。
彼らを追い払う、良い方法はないでしょうか?!

Thanks: いつも素敵な竹カゴでお買い物!のFさん

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安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

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