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衛星の捉えた「台風の目」の大きさ、明瞭さに愕然・・・

昨夜、街中でシロハラミズナギドリが保護されました。
台風が接近する中、客室へと迷い込んできたそうです。

彼らはもともとアクロバティックな飛翔をしますが
この強風では風に巻かれ、翼が折れる危険性もあるので
収まるまではじっと安静です。海鳥たちはそれに耐えます。

【島在住の方へお願い】
台風は通過後に、さらに強い吹き返しが来ることも多く、
鳥にとって危険な状況=人にとっても危険な状況です。
荒天時に出歩くのは控え(特に岸壁に近づくのはやめ)ましょう!
 ご自分のため、消防署もない島のために。

Thanks: グリーンヴィラDさん、Iさん

電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れてもらって大丈夫です。もし路上の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してください。

IBO鳥獣レスキュー【父島】
 080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣間の感染リスクを下げるため、手を触れずにお電話ください。

 東京都下で初めてのロックダウン、
 はからずも森下前村長が亡くなったタイミングでの村長選。
 海徳岡ノ場・西之島・硫黄島での相次ぐ噴火・・・
 ・・・怒濤が押し寄せたような小笠原でした。


左右されず走り続ける「おがさわら丸」に無賃乗船してしまったオナガミズナギドリ。
頭や腹にちょっとビルジが付いてしまったものの翼や脚、体調は問題なし。

なかなか給餌を受け付けてくれない個体だったので
保護翌日から短時間の洗浄のみ行い、早めの放鳥としました(やや不安・・・)。
抱卵斑も確認できませんでしたが育雛中の可能性大。
台風の影響かちょうどムロの群れも入ってきたようです。がんばれ!!

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電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れてもらって大丈夫です。もし路上の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移して頂けると助かります!

Thanks:「おがさわら丸」staffのMさん、皆さま

IBO鳥獣レスキュー【父島】
 080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣間の感染リスクを下げるため、手を触れずにお電話ください。

先にハト対処法をご紹介しましたが・・・とうとう街中でこんなことが起きました。
(奇しくもIBO職員3人の家族が居合わせた、目の前で。)
名実ともに“世界自然遺産”になったということでしょうか。


オーナーが即「どうしたらいい?電気消す?」とハトの安全第一で対応。
直後に大きく飛んでドアに当たったものの、大神山へと帰って行きました。

 晴れた日はミラー効果で窓にメジロやハトがぶつかってくる。
 ハトは幻でなく庭や畑にやってくる、沢沿いでは道路を突っ切るもの。
 オオコウモリも属島だけでなく、畑や裏庭に来てしまうもの。
 春秋の曇った夜にはライト近くにミズナギドリが落ちてくるかも!

それを当たり前として、はてさてどう賢く付き合うか。
この小さな島が「世界の遺産」と認められて10年の今年、
彼らも含めた小笠原の「新しい日常」を考えていきましょう。

Special Thanks: 生協オーナーRS氏、スタッフの皆さん

IBO鳥獣レスキュー【父島】
 080-2035-8078(6時〜20時)
弱った鳥獣を見つけたら、お電話で場所、状況(生死)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上の場合は、
雨や直射日光の当たらない路肩や木陰などに移してください。

またまたお休みしてしまい・・・申し訳ありません!
が、その間も島の生き物たちは活発に動いています。

 ミズナギドリの衝突〜不時着
 陸鳥ヒナの転落、
 バードストライク(夏季は圧倒的にトラツグミ)

ちょっと珍しく、半屋外のカフェテラスを突っ切ってスモークガラスに当たってしまったトラツグミ。
この陽射しのコントラストに目がくらんだのか、香りに誘われたか、、到着したときには、もう・・・。

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「もう鳥がぶつからないように、カラスの絵かいたよ!」
オーナーの息子さんが入口ドアに貼ってくれるそうです。ちょうど来店したベテランママがお手伝い。

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Thanks:曼荼羅カフェご家族とお客さま達、聖火リレーもばっちりWちゃん

弱った鳥獣を見つけたら、
まずは電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れてもらって大丈夫です。
雨や直射日光の当たらない路肩や木陰などに移しておいてください。

IBO鳥獣レスキュー【父島】
 080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣間の感染リスクを下げるため、手を触れずにお電話ください。

オオコウモリにとっては、待ちに待った
オガサワラビロウやヒメツバキが咲き始めました!


一方、ハトの方はまだ山も海岸林も餌が少ないようです。
このところ山よりも里山へ、街中へと現れていて、
とりわけ大きな建物へ迷い込む事例が相次いでいます。
(体育館、村民会館、民宿エントランス、農業ハウスなど)

東平にサンクチュアリができる前・・・私たちが
初めてアカガシラカラスバトの繁殖を確認したとき。
黒ポッポは日中ひとりで親を待つ間、
まだヤギもネコも徘徊する危険な林で
暗い岩の隙間にじっとしていたのを思い出しました。


ポテポテ歩いていると手で簡単に捕まえられそうですが、
彼らの瞬発力はすさまじく、当たれば骨折の危険があります。
翼が折れると野生復帰はできません。

もし、カラスバトが入っていたら・・・
「大きな声や、急な動作をしない」「じーっと見ない」
「取り囲まないで、みな同じ方向から観察する」 
これは毎年、3年生と一緒におさらいする
“野生動物との付き合い方、三原則”です。

そして、
1_出口(明るい方)を開ける。できれば周囲を暗くする。
2_ガラスに当たらないようにする(手前にカーテンや人を配置)。
3_後ろから静かにゆっくり、ゆっくりと追い出す。

困ったら迷わず静かに・・・後ろ向きでお電話ください!

Special Thanks:小笠原中学校&小学校、父島GV、
       母島村民会館スタッフの方々ほか

 IBO鳥獣レスキュー【父島】
 080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣間の感染リスクを下げるため、
手を触れずにお電話ください。