最新情報

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速報会ポスター

かつて、小笠原の海・空・島の一部であったはずの、小さな小さなミズナギドリ。これまで世界じゅうで、確実な情報は、わずか8例でした。4月2日(木)父島ビジターセンター、5日(日)母島支所、6日(月)扇浦交流センターで、発見速報会をやります。

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砂の上からふわっと離陸、波間にフンを落とし、
あっという間に低く低く兄島瀬戸まで出ていきました。
photo by Ohata

年度末も押し迫り、例年になく寒かった島にもカメ陽気がやってきました!夜空にガスのかかった翌日、夕方になって見つけられたのはクロウミツバメでした。港前のお店の通用口に立てかけた、モップのわきに隠れていたとか。中継してくれたのは、たまたま送別会で店を訪れた都レンジャーさん達でした。

Thanks:Kさん、Ruiさん、Otoちゃん

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今年もよろしくお願いします。

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今日は 鳥の話ではないけれど、すてきな灯りの紹介です。父島の おがさわら丸を降りた二見港の前にあるクリスマスイルミネーションです。小笠原らしく イルカもいます。観光のお客さんだけでなく、島に暮らす住民にも、冬の到来を知らせてくれる素敵な灯りで、大勢の人が楽しみにしています! 実はこのイルミネーション、オナガミズナギドリの巣立ち終了を待ってから点灯してくれているのです! LEDの登場以降、華やかつ省エネもかなえた新しい電飾時代を迎えました。各都市では11月下旬ともなれば、早々と街も木々も工夫を凝らした灯りで彩られ、街頭にクリスマスソングが流れます。設置に手間もかかりますから、美しい光の装飾を少しでも長い間、見てほしいとは誰しも思うこと。小笠原でも同じです。でも、南の島の小笠原では11月下旬から12月中旬が、オナガミズナギドリの巣立ち時期。巣立ち鳥の多くが人工照明に誘因されて、不時着して命を落とす場合もあることは、このコーナーでも繰り返しお伝えしてきました。そこで、小笠原村さんが、オナガミズナギドリが大方巣立つまで、点灯を待ってくれているのです。毎年、この時期には、村の担当の人、電気屋さん、私たちがドキドキしながら巣立ちの推移を見守ります。そして、点灯予定日には繁殖地調査の現場から直接電話をかけます。「大丈夫、巣立ちました!」。担当さんは、すかさず電気屋さんに連絡。さっそく作業準備に入り、夕方には、イルミネーション点灯となります。村だけでなく、近くの民宿さんでも、同じタイミングでイルミネーションの点灯をしてくれています。 巣立ち海鳥へも 心を配ってくれているみなさまのためにも、「オナガミズナギドリが巣立ったら! 小笠原はクリスマス。」というように、海鳥たちが季節の便りとして、もっと島の暦に溶け込むように頑張ります。

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昨日の繁殖地調査で、オナガミズナギドリの巣立ちがほぼ完了したことがわかりました。小笠原村のクリスマスイルミネーションをはじめ、民宿やご家庭などで、巣立ち時期のライトダウン、減灯にご協力頂いたみなさま、本当にありがとうございました。おかげさまで、今年生まれのオナガミズナギドリ達が無事に巣立つことが出来ました。積極的な夜間パトロールや、多くの方々の光への配慮のおかげで、死亡鳥はごくごく少数にとどめることができました。オナガミズナギドリの巣立ち鳥が旅立つと、入れかわりに冬繁殖の海鳥たちがやってきます。シロハラミズナギドリやセグロミズナギドリ。オナガミズナギドリに比べて不時着数は少ないものの、いずれも数が少なくなっている海鳥たちです。これからも、不時着鳥をみつけたら、アイボまでご連絡ください。
昼:2-3779 夜:080-2035-8078