最新情報

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さぁ海へ

10月から続く珍鳥ラッシュ、今日は珍鳥放鳥dayとなりました。まずは、父島でオオミズナギドリと、ツツドリを放鳥。母島からは保護していたカイツブリ放鳥の連絡が入りました! オオミズナギドリは、伊豆諸島の御蔵島の集団繁殖地が有名ですが、東日本の沿岸離礁などに広く繁殖しています。おがさわら丸で東京から小笠原を目指すと、まずは東京湾内でユリカモメやらの各種カモメ類が舞い、外洋が近づく三浦海岸前あたりになると、ゴマ塩頭のオオミズナギドリのグライダー飛行が交じり始めます。とくに春から秋頃までの伊豆諸島沖は、たくさんのオオミズナギドリを見ることができます。一晩あけて小笠原諸島の近海で夜明けをむかえると、オオミズナギドリは姿を消して、すっかりミズナギドリの主役は、オナガミズナギドリに交代しています。両種ともに巣立ちをむかえるこの季節、南下する若鳥が不時着したのでしょう。

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保護直後

9月末、オガサワラオオコウモリが保護されました。今年生まれの個体で♂でした。作物ネットによる絡まり事故で、フルーツをはじめ植物を食べる世界中のオオコウモリに共通の課題です。締め付け場所の壊死など重篤化することも多い事例でしたが、各方面の方々から本当に頭の下がるご協力を頂き、約1ヶ月半の治療のあとで、無事に野生復帰がかないました。多くの関係者のみなさまに厚く御礼申し上げます。

Specia thanks 島しょ保健所小笠原出張所、小笠原村診療所、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄、MARUYAMAsan ほか たくさんの方々

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珍しい鳥の放鳥が続きます。ミゾゴイです。第一印象からズグロではないか? とドキドキしましたが、専門の研究者にも問い合わせた結果、ミゾゴイの若鳥と確定しました。両種ともに若鳥の羽模様などは情報が少ないので、百聞は一見に如かず で、とても良い勉強になりました。羽の写真も紹介します。

Thanks Dr Kawakami

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小笠原の色彩の中で
夏羽もみてみたい!レンカク

珍しい鳥の情報がはいりました。レンカクです。南西諸島以外ではなかなか見ることができない鳥で、小笠原も過去の記録を調べ中です。このレンカク君、11月初旬に父島の港付近にウロウロしていたようです。今年は、本当に珍しい鳥が良く来ます。つい昨日はアオバズクでビックリしたばかり。このような年って確かにあるのです。

写真&情報を頂いたモチヅキミチヨさん、サカタチアキさん、イトウチエさんどうもありがとうございました。
phot by CHIAKI SAKATA