最新情報

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写真は南崎の同級生、今年父島で保護した
オナガミズナギドリの巣立ち鳥です。

2005年春より多くの母島島民、多くの機関と協力して実施してきた、母島南崎の海鳥繁殖地におけるネコ侵入防止のとりくみによって、記録上では10年ぶり、実際もおそらく5年〜10年ぶりとなる、南崎生まれのオナガミズナギドリが巣立ちました! 詳細は、あらためてHP内別コーナーでご報告!

☆この事業は、以下本当に沢山の方々の協働により行われているものです。
母島観光協会、母島ガイド連絡会、母島ふるさと検討会、母島青年会、母島婦人会、母島壮年会、母島小中学校はじめ母島のたくさんの方々、浅沼獣医師、(株)小笠原海運、(社)東京都獣医師会、NPO法人どうぶつたちの病院、小笠原ネコに関する連絡会議(環境省小笠原自然保護官事務所・小笠原総合事務所国有林課・東京都小笠原支庁・小笠原村・小笠原村教育委員会・NPO小笠原自然文化研究所 協力:大山獣医師、小笠原自然観察指導員連絡会)

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500mのコルより海を望む

6月には南硫黄島学術調査への参加という大きな山がありました.当研究所では小笠原班を組織、調査班には堀越・佐々木(海洋)、鈴木(鳥獣)、山岳サポート班には金子(ソルマル)、島田(ボニンブルーシマ)、海洋サポートには渡貫(シータック)を送りこみました。25年ぶりとなった総合調査では多くの成果があがりました。
神奈川県立生命の星・地球博物館 特別展:南硫黄展開催中!
2007年12月8日から2008年2月24日まで
http://nh.kanagawa-museum.jp/event/tokubetu/s_iou/s_iou_index.html

大晦日です.今年は夏すぎに大失速.HPのレスキューコーナーの更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした.当然のことですがHPが新しくならなくとも、野生鳥獣レスキューの現場はとまりません.昨年(2006年)の大型台風の影響を色濃くのこした今年は(森の樹木種子などでは影響がでるのはむしろ翌年です)、オオコウモリの保護もあり、多くの在来野鳥に渡り鳥、秋には例年通りのオナガミズナギドリの巣立ちもありました!! このオナガの巣立ち鳥、母島、父島とも保護件数が増大! 新しい建物や伐開による人工照明の変化による可能性が考えられました.
HP未更新の言い訳みたいではありますが、年の最後に昨年の研究所の活動トピックをご紹介して今年を締めくくりたいと思います。

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小笠原は夏まっさかり。昨日は盆踊りの最終夜でした。ここのところ、幸いにもレスキューがありません。私たちは夏の海鳥調査などで小笠原群島内を飛び回っています。今日は、母島列島でのクロアジサシを1枚。日射しの中で、白いベレー帽が目立ちます。

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海の色も もう夏

6月末に、火山列島の総合調査よりもどりました。IBOでは鳥類(とくに海鳥類)、哺乳類(オオコウモリ)、海洋生物などを担当。ふだんレスキューしている海鳥たちの貴重な繁殖地での調査を行うことが出来ました。(この結果は、いずれHPやシンポジムなどで報告の予定です。→もちろんご紹介します)さて、私たちが火山列島に行っている2週間弱で、ようやく小笠原諸島は梅雨明けの気配となりました。帰島後、産卵を間近に控えたオナガミズナギドリが相次いで保護されました。いよいよ、オナガミズナギドリやアナドリなど夏繁殖の海鳥の子育てが始まります。