最新情報

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母島で、衰弱したアカアシシギが保護されました。左足を負傷しており、衰弱が激しく残念ながら死亡しましたが、過去に記録があるものの、小笠原での観察は大変に珍しいことです。

Thanks TADACHIさん

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この目で見たい イワミセキレイ 撮影:渡辺溶

鳥見情報が続きます。昨日(2006年9月6日)に父島の自然水系で、イワミセキレイが目撃され、写真が撮られました。小笠原初記録ではありませんが、大変マレな旅鳥、というか迷鳥でしょう。私もまだ、写真以外では見たことがありません。スズメサイズより、さらに小さくて、トコトコ歩く。他のセキレイ類と異なり、本種のみが尾を左右に振る、などなど、この目で確認してみたい。台風前後の迷鳥の場合、1カ所で目撃されると、アチコチで複数羽がチラホラという場合が多いもの、みなさん、水まわりでは注意して!

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海面を飛ぶキョウジョシギ

今、父島の平地には、キョウジョシギ、イソシギ、ムナグロ(夏・冬羽のまだらで面白い)などが、ポツポツと見かけられています。そう言えば、今朝は父島清瀬でホトトギスの声を聞きました。直前で大きくそれて、ホッと一息の台風12号ですが、これからも、いろいろな置きみやげが見つかるかもしれません。
また、昨日の朝からウスバキトンボの大集団が、海を越えて小笠原諸島周辺にも到達した模様。町中、山中、海の上もトンボだらけになりました。まだまだ、泳ぎ放題で、夏真っ盛りに見える小笠原ですが、影絵のように緩やかな季節の移ろいを、毎年、死滅回遊を繰り返すトンボ達に知らされた気分です。

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小さな小さな水たまり
から離れない1羽。父島 

父島では、先月より何羽かのセイタカシギが居着いているもよう。でも、だんだん少なくなっていくようです。相次ぐ台風の影響で、数羽から数十羽程度の集団が、小笠原諸島周辺に流されたのでしょうか。陸地を見つけられた時点で、すでに消耗しており、つぎつぎに数を減らしてゆくように見えます。ちょうど母島からの1羽が行き倒れているとの情報が入りました。

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ケージの中で、まだ うつろ な メジロ

早朝、建物衝突が疑われるメジロが運ばれてきました。地面でヨロヨロしており蟻が集まっていたそうです。集落の集合住宅域内だったので、ほっとけばネコに見つかったことでしょう。重傷(脳への影響がないか)、水のみを与えて少し様子を見たところ徐々に回復。後遺症なしと判断して夕方、放鳥しました。

Thanks やまちゃん & SON