「第5回 小笠原動物派遣診療」終了
上:ネコの診察 下:意見交換会
小笠原村主催(協力;ネコ連絡会議、OPO、299会)による「小笠原動物派遣診療」が終了しました。例年通り、母島で2日間、父島で4日間の診察が行われ、父島母島合わせてネコ63頭、イヌ60頭の受診がありました。
5回目となる今年は、夏の集落周辺でのアカガシラカラスバト若鳥の目撃が多数みられたことを受け、「ペットの適正飼養」「ネコの屋内飼育の推進」をテーマに行われました。父島での飼いネコの受診率は61%。ペットと野生動物が共存できる島をめざし、次世代にも共存できる環境を引き継いでいく必要があることを、獣医師から飼い主さんに伝えられました。
また昨年に引き続き、ネコ連絡会議スタッフとの意見交換が行われ、獣医師の目から見た小笠原の取り組みに対するアドバイスをいただきました。