「マイケル絵本」の配布
私たちが取り組むネコ対策のきっかけとなった出来事。母島南崎で最初に捕獲されたネコ「マイケル」をモデルに描かれた『島ネコ マイケルの大引っ越し』の絵本(環境省発行)が、今年の春増刷されました。初版は島内全戸に配布し事業周知を図ったり、ネコ受け入れ先の東京都獣医師会に所属する動物病院に配布しました。事業が継続されるなか、もっともっと多くの人にこの取り組みを知ってほしいという思いから、今回は小笠原を訪れた観光客の方にも配布することにしました。観光シーズンに入る7月からねこまちに案内板を設置し、希望者に環境省小笠原自然保護官事務所より郵送配布をしています。これまでに30名以上の希望があり、遠くは北海道札幌市、大分県別府市在住の方へも郵送しました。
絵本を希望されたみなさまから寄せられたメッセージの一部を紹介します。「生態系に関する地道な取り組みに頭が下がります。頑張ってください。」「小笠原の生態系が守られるよう頑張ってください。」「猫達を大切にしてくれる、とても良い取り組みだと思います。」「どちらをとるかではなく、両方がよりよく生きるためのよい取り組みだと思います。いつも人間の利益だけを優先しないように考えていきたいと思います。」