猫学 2/11公開講座 「猫も鳥も守るー20年を迎えるノネコ引っ越し作戦」 ご案内
来月2月11日火曜祝日、読売新聞「猫学(ニャンコロジー)」公開講座が、20年を迎える小笠原ネコプロジェクトをテーマに行われます。ゲスト講師は、ノネコ引っ越し作戦が始まるきっかけとなった、伝説のノネコ“マイケル”の飼い主;小松泰史先生(新ゆりがおか動物病院院長)、小笠原のノネコたちの出身がどこであるかを調べている新進気鋭の遺伝学者で愛猫家;松本悠貴先生(アニコム先進医療研究所研究員)、ノネコ引っ越し作戦の意義を一人でも多くの人に知ってもらうことを目指して活動中;中川清志先生(東京都獣医師会副会長)。ご興味ある方は、会場またはオンライン受講を選択のうえ、よみうりカルチャーのサイトよりお申し込みください。
https://www.ync.ne.jp/otemachi/kouza/202501-18019026.htm
【ホームページより】 「猫も鳥も守る――20年を迎えるノネコ引っ越し作戦」
世界自然遺産・小笠原諸島でノネコ(野生化した猫)を捕獲し、一般家庭のペットにする取り組みを知っていますか。これまで1000匹以上のノネコが本土に渡っています。
きっかけは、小笠原諸島の母島で2005年、茶トラのノネコが海鳥をくわえた姿が撮影されたことです。小笠原では当時、希少な野鳥が激減していました。地元のNPO法人小笠原自然文化研究所は、ノネコの殺処分の方法を教えてもらおうと、東京都獣医師会の小松泰史副会長(当時)に電話を入れます。「ノネコを殺す必要はありませんから、送ってください」。小松さんのとっさの一言から、“ノネコ引っ越し作戦”は始まりました。猫の命も、鳥の命も守ることを目指す、世界的に珍しい日本発のプロジェクトです。
今では環境省や東京都など行政も参加するノネコ引っ越し作戦。2025年がスタートから20年に当たるのを記念し、3人のゲスト講師を招いて公開講座を開きます。