最新情報

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.747【KINGちゃん】(母島万年青浜出身)
今はKINGと名付け、普段きんちゃんと呼んでいます。体重は5.5キロになり、毛並みも艶々で元気に過ごしています。人見知りもせず、初めて会いに来たわたしの友人や家族にもすぐなついて一緒に遊んでいます。大きくなってから家に来たので、はじめは心配していましたが、何も問題なく室内で暮らせています。

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明日2月21日夜8:15から放送されるNHK総合「所さん!・大変ですよ」の番組内で、小笠原のネコ対策が取り上げられます。島では昨年12月に取材を受けました。みなさま是非ご覧ください。
NHK総合 所さん!・大変ですよ「摩訶(まか)不思議!”見えない世界遺産”の謎」
http://www4.nhk.or.jp/taihentokoro/

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.795【かつおちゃん】(父島躑躅山出身)
島ネコNo.810【わかめちゃん】(父島東平出身)
桜花は、まだしっぽが下がったままで、撫でることも出来ません。でも、最近はこたつで寝ている娘の隣で一緒に寝ていたり、手のひらからご飯を食べる事が出来るようになりました。お腹や腰周りがふっくらして貫禄が出て、モフモフしています。繭の面倒をよく見て、心優しいお姉ちゃんです!繭はやんちゃで、常に私を見てーーーと言わんばかりの元気者です。抱っこにも慣れ、いつも甘えてきます。私達に、「ぉにゃーー!」と話しかけてきて、「おッ!うッ!」と、ちゃんと返事が返って笑わせてくれます。鳴き声におッが付くのは、小笠原訛りでしょうか!?当初から2匹は仲良しですので、ご安心下さいませ。桜花はかつお、繭はわかめと名付けて呼んでいます。皆んなに愛されるように、マンガ、サザエさんから名前を貰いました。これからも、大切に一緒に暮らしていきます。

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昨年に引き続き、今年も内地・沖縄・父島・母島の4会場を繋いで『小笠原諸島ノネコ対策事業検討会』が行われました。これまでの事業をまとめ、この1年での成果や課題をあげ、検討委員である琉球大学理学部教授;伊澤雅子先生、日本獣医生命科学大学獣医学部教授;羽山伸一先生、アドバイザーの東京女子大学現代教養学部教授;石井信夫先生とともに、事業計画の見直し、ノネコの捕獲戦略について話し合いが行われました。

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左;ははじま丸から下船する”あかぽっぽくん”

2018年あかぽっぽの絶滅回避に向けた「アカガシラカラスバト保全計画作り国際ワークショップ」の開催から10年が経過することにちなんで、昨年父島で『あかぽっぽの日の集い ~10周年記念大会~』を開催しました。今年は母島で『あれから10年、これからの10年 ~急がない、安心しない、立ち止まらない~』をテーマに、あかぽっぽの生息状況やこれからの取り組みについて、講演や話し合いが行われました。母島での参加者の多くは、ネコ対策が始まった翌年の2006年に開催された『しまネコ懇談会』に参加されていた方々です。長きにわたって野生動物保全やネコ対策に共に取り組んだ母島の皆さんと、この10年の活動を確認することができました。