どうぶつ派遣診療①

今年で6回目となる『どうぶつ派遣診療』*が母島14.15日、父島17-20日の日程で行われました。
この事業は、小笠原諸島における希少野生動物保護対策として東京都獣医師会の協力によって行われているもので、飼いネコの適正飼養を推進することを主な目的として取り組んでいます。今回は、受付・待合ホールにポスターコーナーを設け、事業説明や今夏のあかぽっぽの出現状況、集落内で起こった事故とその対策などを、診察に来た飼い主さんにお話をしました。小笠原村からもペットの飼養に関するお願いが説明され、出来あがったばかりの「アカガシラカラスバトの棲む島で」というタイトルの本(発行:小笠原自然文化研究所)を配布しました。
(*主催:小笠原村、協力:小笠原ネコに関する連絡会議、OPO、299会)